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アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

グループチャットネイティブ

 グループで取り組む授業のチームメイトに、大学を出たての中国出身の男の子(仮にJ君としておく)がいる。彼はアニメーション学科卒で、とても絵が上手いのだけどITが苦手である。彼のIT知識に関して、ちょっと面白いすれ違い(?)があったのでメモしておく。

 件はメールの宛先。まず、とある授業の教授が僕とJ君を含む何名かにメールを出した。そこで僕は全員に返信した。後でJ君からの返信も届くだろうと思っていたが、なかなか届かない。彼に聞くと、「え? 返信したよ」とのこと。しかし彼の送信ボックスを確認すると、教授にしか返信されていない。「教授しか宛先に入ってないじゃない」と指摘すると、「大丈夫だよ。最初に教授が僕たち全員をグループに登録したんだから、全員に届いてるはずだよ」との返事。

 一瞬「?」となったけど、よくよく考えてみると謎が解けた。彼は複数送信のメールをグループチャットと同様に考えていたのだ。だから返信の宛先にかかわらず(たぶん「Reply all」ではなく普通に「Reply」を押したんだろう)全員に自分の返信が届くと思っていたのだ。グループチャットネイティブ世代というか、たしかにメールより先にWeChat(中国製のLINEに似たアプリ。中国ではFacebookもTwitterもLINEも使えない)に触れた世代ならあり得る誤解だ。むしろグループチャットの性質をロジカルに演繹した結果の誤解であるわけで、僕は逆に感心してしまった。

 彼は他にも色んなIT関係のやらかしをしていて、彼を見ていると「スマホは得意だけどPCは苦手」という若年世代の典型例を見ているようで興味深い。上記の「グループチャット勘違い」は、これから日本の企業でも頻発するんじゃないかと思う。