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アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

『けものフレンズ』式、海外雑談サバイバル術(1)

イギリス生活

 僕は雑談が苦手だ。特にいわゆる「他愛のない雑談」が苦手。主題や目的のない対話ほど対応に苦慮するものはない、と思っている(もちろん極めて仲の良い人とだったらまったく苦にならないんだけど、そうでない人との雑談で緊張するタイプなのです)。

 一方で日本では『けものフレンズ』が流行っているらしい。正確には、けものフレンズ的世界観を基にして「すごーい!」「たーのしー!」「大丈夫ー!」「そうなんだー!」「君は◯◯が得意なフレンズなんだね!」などの賞賛フレーズで構成される毒のない会話が流行っているという記事を読んだ。記事には「知能指数が下がる」とか書かれているけど、僕がイギリスでしている雑談ってこれとあんまり変わらない。

 逆に言えば、必要最低限の雑談は『けものフレンズ』くらいの語彙で何とか間に合わせることができる。

 先に断っておくと、本当にきちんと自分の考えを説明しなければいけない場面も多々あるので、そういうときには論理立てて意見を述べる必要がある。今回の話は、どう答えたって大勢に影響のない、日常の「他愛ない会話」を念頭に置いている。こうした会話が極めて難しく感じる僕のような人のためのマニュアルだと思ってください。

  すごーい!:まずは基本。誰かの話を聞いて特に感想がない場合は、別に何も良くなくてもThat's good.とかIt's interesting.とか単にGoodとか答えるとよい。僕の中学校のときの英語の先生は「いいか、英語の感覚ではGoodが普通なんだ。Greatまで言われたら『良い』ということだ」と言っていた。慣れてきたらIt reminds me...と前置きして関係ない自分の話を始めるとコミュニケーションしてる感じになる。なんだかとんでもないことを書いているように見えるかもしれないけど、実際の会話ってけっこう噛み合ってなくても問題なく進むものだと思う。僕の専攻にとてもお喋りな女の子たちが3、4人いて、始終ぺちゃくちゃ喋っている(僕は遠巻きに「よく動く口だねえ…」と思いながら見ている)のだけど、よくよく聞いているとお互いが自分の思い出話やら感想を言い合うだけで、特に直前の話と密接に絡んでいるわけではないことがわかる。もちろんメインのテーマ(たとえば「ハイスクールの思い出」とか「来週〆切の課題について」とか)はあるけど、はたから聞いていると「それあんま関係なくね?」と思う話題の飛び方も多い。

 長くなってしまったので、続きは次回に書きます。

 たーのしー!