アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

変化のスピード

 よくビジネス誌なんかを読んでいると「時代は目まぐるしく変化している」とか「従来よりも変化のスピードが早い」とか言われる。もちろん社会が徐々に変化しているのは事実なんだろうけど、僕はそういう機微にうといからか「そんなに変化って早いかな?」と思ってしまう。

 日々の生活では、むしろ「なんで201X年にもなってこんなローテクなことやらなあかんねん」と憤ってしまうことが多い。たとえば選挙。決められた日に直接投票所まで出向いて、紙に鉛筆で名前を書いて……という、あの「昭和感」はもうちょっと何とかならないのかな、とよく考える。同じくらいの厳密さが求められる銀行振込だってオンライン化できているし、せっかく国勢調査だって前回オンライン化できたんだから、郵送で初期IDとパスワードを送る、くらいのセキュリティで手を打てないのかなあと。というか僕の個人的な感覚としては、郵送(書き留め等ではなく、普通郵便)で重要書類を送る方がネットで投票するよりセキュリティ的に怖い。他にも社会保障制度とかPTAとか家庭用インクジェットプリンタとか、早く変わってほしいものは山ほどある。

 たしかにネットや雑誌を読んでいると、その時々での局所的な話題は目まぐるしく変わる。今度は誰々が不倫した、とか次のウェブ開発におけるJavascriptフレームワークはこれだ、とか。一方で、時代が変わっても普遍な(不変な)要素は必ずどこかに存在する。それを見極めさえすれば、たとえ見てくれがガラリと変わっても本質を理解し続けられる。

 と少しカッコいいことを言ってしまったけど、実際の僕は最近のウェブ開発まわり(Angular.jsはもう古いか、もしくはReact.jsとか)に何度もついていこうとしながら挫折している。