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アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

デザインの色使い

大学院

 大学院ではデザインの勉強をしているのだけど、僕はデザイナーとしてのバックグラウンドを持っていない(ずっとソフトウェアエンジニア的な仕事をしてきた)。対照的に周囲はデザイン学部を卒業して3Dアニメーションとか作っていたり、プロのウェブデザイナーだったりして、デザインスキルに彼我の圧倒的な差を感じることがある。

 特に違うなあと思うのが色使い。今まで社内で使うウェブページを作ったことがあるけど、デザインの本もろくに読んだことがないのでほぼ原色しか使っていなかった。おまけに主なユーザーは50代くらいのおじさんおばさんだったりするので、ちょっと僕が洒落っ気を出して普段と違う薄い色を使おうものなら「ねえed180くん、ここの色はもっと濃くしてもらえるかな」なんて依頼が飛んでくる。かくして背景=白=#FFFFFF、文字=黒=#000000以外にはないと無邪気に信じるエンジニアが出来上がる。あと太い線と大きな文字。
 うまい人は(デザインをしている人には当たり前のことだと思うけど)原色を可能な限り避け、同じように見える色であっても必要に応じて細かく色合いを調整している。もちろんある程度の色相理論も使うんだろうけど、いくつもの配色パターン(あるいは要素の配置)を試して最終的な配色を決めているように見える。そうした人の配色を精査すると、一見してシンプルな色使いをしているかのように見えて、実際には微妙にずらしていたりする。とても勉強になる。