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アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

エディンバラの中国人留学生たち(3)

イギリス生活

 前回記事の続き。

 

 彼らと話していると、学部時代を思い出して懐かしく感じる。が、やっぱりふとしたときに日本との違いを感じることがある。先述のSNSもそうだけど、何気なく話題にしたパナマ文書に関してまったく知らなかったときとか。

 そういうときの彼らの口調はとてもあっさりしている。「ここは崖があるから通れない」と言うときのように、淡々と事実を述べているだけといった感じ。

 

 ところで、ネイティブの話す中国語は日本人から見ると少しぶっきらぼうに聞こえるときがある。

 こんなことがあった。

 ある日、中国人クラスメイトY君の宿舎に招かれ、キッチンで夕食をご馳走になっていた。そこに同じ宿舎の中国人学生が入ってきた(Y君とは友人だが僕とは初対面。ちょっとジャック・マーに似ていた)。ジャック君はY君にすすめられてY君お手製カレーを食べるが、まるで泥でも食べたような顔で「○※◎■△」(中国語)と言った。

 僕はその表情と口調から「相当ひどい感想だったんだろう。きっと『黄砂でも食ってた方がマシだぜ』とか何とか言ったに違いない」と思っていたが、後からY君に聞いたところ「なかなかおいしいよ。君は料理がうまいな」と言っていたとのこと。日本の感覚だと、あの渋い顔で人を褒めるのは逆に難しいんじゃないだろうか。Y君はとても礼儀正しい好青年なので、彼がオブラートに包んで伝えていた可能性はあるが、それにしても結構なギャップだ。

 もしケンカするような口調で話している中国の人がいても、もしかしたら実際にはハートウォーミングな会話をしているのかもしれません。