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アラサー社会人のイギリス大学院留学

エディンバラ大学の修士課程で四苦八苦しながら勉強しています。

コミュ障こそリーダーになるべき、かもしれない

前にも何度か書いたけれど僕はコミュ障である。別に他人とコミュニケーションをまったく取れないわけではないけど、疲れるし齟齬は多いし、個人作業の方がずっと向いている。しかし不幸なことにグループ作業をしなければならないケースは世の中にあふれてい…

みんなで渡れば怖くない

エディンバラの歩行者たちは基本的に赤信号を守らない。「赤信号では止まるべき」というよりは、「まあ参考程度だよね」くらいに考えているふしがある。ロンドンでも割とばしばし歩いている人を見たので、これはイギリス全体の傾向なのかもしれない。もちろ…

イギリスの大学院に進学した理由

今さらだけどイギリスの大学院に進学した理由を書く。 留学先を決めるにあたって、最初はアメリカの大学院を漠然とイメージしていた。けれど会社から「仕事を離れるのはせめて1年くらいにしてほしい」と言われ、1年で修士号を取得できるイギリスの大学院に…

英語名

非英語圏からの留学生の中には英語名のニックネームを使う人がたまにいる。中国系の学生だとすぐにわかるが、ヨーロッパ系の学生も必要に応じて名前を英語風にするなどしているらしい(とオランダ出身の女の子が言っていた)。 日本語名で英語圏の相手が発音…

グループチャットネイティブ

グループで取り組む授業のチームメイトに、大学を出たての中国出身の男の子(仮にJ君としておく)がいる。彼はアニメーション学科卒で、とても絵が上手いのだけどITが苦手である。彼のIT知識に関して、ちょっと面白いすれ違い(?)があったのでメモしてお…

『けものフレンズ』式、海外雑談サバイバル術(2)

前回記事の続き。何気ない雑談を乗り切る(「?」と相手に思わせない)ための会話フレーズ。 たーのしー!:レストランで食事していると、ウェイター/ウェイトレスの人がたまに「何か問題はない?」みたいに話しかけてくることがある。たいていはEverything…

『けものフレンズ』式、海外雑談サバイバル術(1)

僕は雑談が苦手だ。特にいわゆる「他愛のない雑談」が苦手。主題や目的のない対話ほど対応に苦慮するものはない、と思っている(もちろん極めて仲の良い人とだったらまったく苦にならないんだけど、そうでない人との雑談で緊張するタイプなのです)。 一方で…

日本人ひとりでよかったこと(2)

前に書いた記事からさらにいくつか思いついたので追記。 日本人がひとりだけだと「日本人」キャラが立ちやすい。何でもっと早く思い出さなかったのか不思議なくらいにこの恩恵を受けている。たぶん名前も覚えてもらいやすいんじゃないかと思う(しかし、やは…

ヨーロッパ大陸での英語

ヨーロッパに旅行して何ともありがたいのは、とにかく英語が通じること! もちろんマナーとして現地の言葉(「こんにちは」とか「ありがとう」とか「日本から来ました」とか)を少しは覚えるけど、ちょっと込み入ったことを聞きたいときには英語で意思疎通で…

チーム仕事

授業ではチームで課題を提出することがある。1学期は個人作業が多かったけど、2学期は応用・実践的な課題が多くなってきたためかチームで作業することが多い。当然ながらチームメンバーの出身地は多彩だ。スコットランド、中国、インドネシア、クウェート…

年配のウェイター/ウェイトレス

イギリスで、あるいは欧州大陸のカフェやレストランに行くと、年配のウェイター/ウェイトレスを多く見かける。こうした「前線」に若者を割り当てる日本とは違うポイントのひとつだが、僕はこの文化がけっこう好きだ。ミュンヘンのビアガーデンで1リットル…

日本人ひとりで不便なこと

前回記事の続き。周囲に日本人がいないと色々と気楽なところがある一方で、不便に感じることもある。 最も大きいのは、授業や日常生活で起こる言語的な苦労を助け合うことができないこと。たとえば学期始めの授業で「この授業では水曜10時から技術的なチュー…

日本人ひとりでよかったこと

僕の専攻には80名くらい学生がいるけど、日本人は僕1人だ。他専攻の学生も聴講する授業もいくつか受けてきたけど、日本人に会ったことはない。 渡英前は、海外滞在経験がほとんどなかったこともあり、「日本人が少ない/1人の場所でやっていけるんだろうか…

得意なことで勝負する/苦手なことにチャレンジする

ぜいたくな悩みといえばそうなんだけど、「得意なことで勝負する」と「苦手なことにチャレンジする」のバランス取りが難しい。 原因は2学期に受講しているウェブデザインの授業。データベースに接続して何やかやするウェブサイトを3名1組で作りなさい、と…

日本人コメ食い過ぎ問題

イギリスに来てからコメをあまり食べなくなった。そもそも手に入りにくいし(中華系のスーパーマーケットに日本米があるのだけど、ちょっと遠い)、こちらのレストランに入るとおかずだけでお腹いっぱいになるのでコメを食べる必要がない。 渡英する前は「毎…

変化のスピード

よくビジネス誌なんかを読んでいると「時代は目まぐるしく変化している」とか「従来よりも変化のスピードが早い」とか言われる。もちろん社会が徐々に変化しているのは事実なんだろうけど、僕はそういう機微にうといからか「そんなに変化って早いかな?」と…

イギリスで風邪

風邪をひいてしばらく寝込んでいた。滞在6ヶ月目にして初めての病気らしい病気だ。たぶん旅行疲れ、あるいは疲れを放置して帰国翌日も図書館やらパブやらで活動した反動だと思う。 イギリスの風邪は、日本と比べると症状はやや浅いが完治が遅い。先週の月曜…

話が通じるか/言葉が通じるか

同級生たちとは、まあ出身地も世代も違うので色々と感覚は異なるのだけど、話題はいくらでもあるので話していて飽きない。もちろん日本文化圏で暮らしてきた人としかできない話(特定のテレビ番組の話とか)もあるけど、お互いの国の教育制度とか将来就きた…

ブログを書き続けること

ようやくこのブログも記事数が60を超えた。PV的には過疎と呼んで差し支えない低空飛行だけど、まず自分がブログを続けられたことが嬉しい。 白状すると、僕は以前にも何度かブログを書こうと思ったことがある。が、いずれも長続きせずに三日坊主で終わってし…

エディンバラの年末年始

エディンバラでは年末年始にホグマニー(Hogmanay)と呼ばれるイベントが開催される。12/30から1/2までの4日間に花火があったり、街の中心部を松明を持って練り歩いたり、花火があったり、ライブコンサートがあったりする(日本だと冬に花火はほとんど見な…

キョドった数だけ人は成長する

キョドる、という若者言葉がある。何か予定外のことが起こったときや、何かを初めて経験するときに、その場で求められる振る舞いがわからずに動揺した素振りを見せることだ。ちなみに語源は「挙動不審」から来ている。よくネタにされる「スタバでの注文の仕…

ヨーロッパ旅行に便利なサイト群

イギリス国内やヨーロッパに旅行するときは、必ずオンラインでホテルと航空券を予約してから出かけている。 ホテルを予約するときはBooking.comを使っている。Wi-Fiの有無とか朝食の値段とかはもちろん、写真を見る際も「このホテルの写真」だけでなく「この…

留学と目的

留学では「何を求めて留学するかが大事」とよく言われる。Q&Aサイトで留学関連のトピックを見たり、留学に関して言及しているブログを読んだりしていると、社会人で留学を迷っている質問者(あるいは読者)に対して「大して目的もなく留学しても無駄」とか「…

留学した理由

あけましておめでとうございます。新年なので、すごく根本的な部分、留学した理由について考えようと思う。実を言うと、自分の中でもまだ整理しきれていない部分がある。書きながら考えてみます。 理由のひとつは、日本での仕事にいささかマンネリを感じてい…

ヒゲを伸ばす

エディンバラに来てから数ヶ月して、ヒゲを伸ばし始めた。理由は色々あるが、まず第一に、若く見られることがあまりにも多かったから。イギリスに来るとアジア人は童顔に見えるらしく、「大学を卒業してから6〜7年働いた」というと驚かれることが多い(大…

深夜特急に乗らない人生

沢木耕太郎の『深夜特急』シリーズを読んだ。26歳の青年が香港、バンコクを経てデリーに渡り、そこからバスでロンドンを目指すという話。半ばバックパッカーたちのバイブルとなっているらしく、Amazonで本作のレビューを見ると「私はこの本で会社を辞めてア…

Reading List

合格通知を受け取った後、勉強面で何を準備すればいいか戸惑うことがあると思う。僕の場合はReading Listを事前に確認して読んでいた。 Reading Listとは、各授業の担当者が指定する文献のリストのこと。エディンバラ大学の場合、履修科目一覧のページから各…

クリスマスに食べ物を求めて街をさまよった話

クリスマスシーズンにはカーディフというウェールズの首都に滞在した。グレート・ブリテン島の左下らへん、ロンドンのパディントン駅から列車で2時間ほどの距離にある。 日本のクリスマスではレストランやデパートがごった返すけど、イギリスでは(少なくと…

デビットカード

日本よりイギリスの方が便利だなあと感じるもののひとつにデビットカードがある。僕の場合、イギリスで銀行口座を開設したらデビットカードがついてきた。デビットカードもそれ自体がひとつの口座を持っていて、オンラインで自分のメイン口座からポンドを移…

ビザ手続き(4)配偶者のビザ

前回記事で僕のビザ取得は完了したけど、奥さんもビザを取得したので一緒に解説します。 Tier 4(学生)ビザで渡英する場合、条件がそろえば扶養家族もイギリスに滞在することが出来る(コース期間が1年以上とか色々条件があるので要確認)。手続きの流れは…

ビザ手続き(3)申請後

前回記事の続き。申請センターで書類を提出し、ビザ申請を行った後の話。 審査の結果は通常なら2〜3週間。追加料金を出せばもっと早く審査してくれるとのこと。僕は通常審査だったけど、申請から15日後にメールが来て(「申請を受け付けました」というだけ…

ビザ手続き(2)申請センター

前回記事の続き。ビザの申請について。 東京と大阪にビザ申請センターがあるので、UK Visas & Immigrationのページから日時を指定して書類を持参する。僕は東京の申請センターに行った。全国でも2箇所しかないので、地方に住んでいる人は大変かもしれない(…

ビザ手続き(1)書類の用意

イギリスに6ヶ月以上滞在する場合はビザが必要となる。留学する場合、ビザの種類はTier 4 (General) Student。合格通知を受け取ってから渡英するまでの間で、もっとも手こずった手続きはたぶんビザだと思う。 大まかな手続きの流れは、(1)大学からConfirmat…

人生を揺すってみる

ろくに海外経験もないのに大学院に留学した理由はいくつかあるけど、大きなもののひとつに「人生を揺すってみたかったから」というのがある。 僕は元来、内向的な性格だし、さして冒険好きな方でもないので、日本で普通に暮らしていると、どうしても生活が単…

ホームシック

8月の上旬にイギリスに来たので、もう丸4ヶ月が経ったことになる。幸いなことにホームシックにはなっていない。このまま行けば、一度も帰国せずに来年の夏まで滞在できそうだ。 10年くらい前に一度カナダに語学留学へ行ったことがあるけど、そのときはもっ…

選択と集中

1年の留学期間は短い。当然、あれもこれも達成することはできない。必然的に、何を捨てて何を選ぶか迫られることになる。 僕の場合、日本にいるときも特に社交的な性格というわけではなかったので、こちらでも特にサークルや地域活動などには顔を出していな…

イギリス人の合理性

イギリス人は合理的だとよく言われる。こちらに来てからも、たしかにそう思うことが多い。 たとえば地下鉄。日本のように○時○分まで記した詳細な時刻表ではなく「9時〜18時は6〜10分間隔で運行」のように大雑把な案内が駅のホームに置かれている(ただし日本…

デザインをサボらない

デザイン課題をいくつかこなして気づいたことのひとつは、デザインをサボると退屈で単調な作品になってしまうということ。当たり前なんだけど、大事。 僕はもともとエンジニアなので、エンジニア的サボりぐせというか、楽できるところは楽しちゃおうという意…

エディンバラの中国人留学生たち(4)

前回記事の、さらに続き。 実際に彼らを見るまでは「中国人は母国でスパルタ的教育を受けていて、きっと英語はアグレッシブにペラペラ話せるんだろう」と思っていた。が、別にそんなことはなくて、海外経験がなければ日本のシャイな若者と同じく控え目な(た…

銀行口座の開設

エディンバラに着いてすぐ、銀行口座を開設した。学費や家賃の支払いに使えるし、こちらで使う現金を引き出すのにも便利。 最初は他のエディンバラ大学留学生の方のブログを読んでRBSに行った。持って行った書類はパスポート、学生証、在籍証明書、住所証明…

イギリスの住所表記

イギリスで住所を表記するときは、日本における末尾から表記する。たとえばEdinburgh College of Artの住所「エディンバラ市ローリストン・プレイス74番地」を表現したい場合、「74 Lauriston Place, Edinburgh」となる。必要に応じてこの後に郵便番号(この…

デザインの色使い

大学院ではデザインの勉強をしているのだけど、僕はデザイナーとしてのバックグラウンドを持っていない(ずっとソフトウェアエンジニア的な仕事をしてきた)。対照的に周囲はデザイン学部を卒業して3Dアニメーションとか作っていたり、プロのウェブデザイナ…

スコットランド英語

僕はいま縁あってスコットランドの首都にある大学に通っているけど、意外とスコットランド英語を聞く機会は少ない。 ふだん話す相手は同級生だけど、スコットランド出身の学生はほとんどいない。数の上でも留学生が圧倒的だし、僕も留学生なのでやはり留学生…

エディンバラで日本食が恋しくなったら

エディンバラで普通のスーパーマーケットに日本食が売っていることは(当たり前なんだけど)まずない。僕は日本食が恋しくなったらこのあたりの日本料理店やスーパーマーケットに行っています。 Maki Maki Nicolson Squareのやや南側にある全席カウンターの…

英文履歴書

留学出願に必要な書類の中で、まず最初に作成したのは英文履歴書だった。項目(学歴、職歴など)は一般的な日本の履歴書と変わらないが、いくつかの点で違いがある。 まず、個々の項目に対して文章で簡潔に説明を入れるところ。たとえば学部時代の卒業研究の…

推薦状について

推薦状は大学院に出願するために必要な書類のひとつ。イギリスの大学院では2通求められることが多いようです。エディンバラ大学は1通だったけど、他に出願したor出願を検討した大学ではいずれも2通必要だった。たとえば学部を卒業してから数年働いている…

条件付き合格について

イギリスの大学院には条件付き合格(Conditional Offer)という制度がある。 これは英語力が基準に満たなくても合格をもらえる仕組み。条件付き合格をもらった場合、入学までにIELTSを受けて基準点を取るか、9月の入学前に数ヶ月ほど英語学校に通う必要があ…

IELTSの得点目安・得点配分

まだ志望校が特に決まっていない場合、英語をどのくらい学習すればよいか、言い換えるとIELTSでどのくらいスコアを取ればよいかは重要な問題だと思う。 世界ランキングも高く、僕の祖母でも知っているような有名大学は7.5を基準としているケースが多い。7.0…

TOEFLとIELTS

TOEFLとIELTSはともに英語のネイティブスピーカーでない人が英語力を測るための試験です。TOEFLは120点(1点刻み)、IELTSは9.0(0.5刻み)を満点とする。両方ともListening、Reading、Writing、Speakingの4セクションに別れている。英語の試験に際してTOE…

エディンバラの雨

イギリスには雨がよく降る。スコットランドには特に頻繁に降る。が、ほとんどは日本でいう「にわか雨」程度だ。10分以上雨が降り続くことは滅多にない。また、日本だと少しの雨でも傘をさすけど、こちらではむしろ傘をさす人の方が少数派(アジア系の若い女…